Q1地震への備えは?
テレビやラジオで緊急地震速報が流れますが、なかなか完全に予測することは難しいもの。そこで、万一地震が起こってもあわてないよう、緊急持ち出し用品を揃えたり、家具の転倒予防など、日ごろから災害対策を行っておきましょう。
防災解説
日ごろの備え
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家具の配置
地震によって落下する恐れがあるので、家具や棚の上に重い物を置かないようにしましょう。また、寝る場所の近くにタンスや本棚、テレビなど大きなものを置かないように。転倒したり落下したりすると大ケガの原因になります。
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バルコニーをチェック.1
中・高層階からの落下物は大変危険です。エアコンの室外機はしっかり固定されているかどうかを、ときどきチェックしておきましょう。
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バルコニーをチェック.2
バルコニーの隔て板(パーテーション)のまわりや避難ハッチの上などに物があると、避難時に妨げになるので置かないようにしましょう。また上の階の避難ハッチの下にも物を置かないのが基本です。
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家具の転倒防止を.1
家具の種類や設置場所に応じて転倒防止策を。つっぱりタイプの「ポール式器具」や「転倒防止板」などで家具が転倒しないように固定しておきましょう。
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家具の転倒防止を.2
両開きの食器棚などは扉が開かないように「止め金具」を付けておきましょう。
重いものを下のほうに収納すると倒れにくくなるよ。
ご注意!
壁などに固定する場合は、マンションの規則(管理規約、使用細則など)にそって行いましょう。前もって、管理組合や管理会社に相談を。
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家族での話し合い
もしものときの避難場所や外出時に地震があった際の連絡方法などを、ふだんから家族で話し合っておくと安心です。
いつも備えておきたい非常用品
避難時に持ち出すものは日ごろから揃えておき、目につきやすい場所に置いておきましょう。
非常時の持ち出し用品リストは
非常時に持ち出したほうが良いものは?をご覧ください。
お客様からのQ&A
- 風呂の残り湯は災害対策として常に張っておいた方がいいでしょうか?
arw
- お風呂の残り湯を常に張っておくことは、災害時に流用できるという利点がある一方で、衛生面の懸念やお掃除面(カビや水垢の発生)等、デメリットもございますので、ご自身のご判断におまかせしております。
災害対策として当マンションに設置されているエコキュート(給湯器)の給湯タンクから、断水時に非常用水を入手することが可能です。4人家族を想定した場合、2~3日分の生活用水を常時確保できます。詳しくはエコキュートの取扱説明書をご参照ください。
[シエリアタワー千里中央 ご質問への回答(2019年10月)]